セロトニン活性度を確認する

朝のスッキリした目覚めと夜の自然な安眠のためにセロトニンが重要であることがわかったと思います。では実際にどの程度セロトニンを活性化しているかをチェックしてみましょう。

 

東邦大学の名誉教授有田秀穂氏の「脳ストレスに強くなる!セロトニン睡眠法」にセロトニンの活性度がわかる睡眠チェックリストがあります。

 

質問項目が10個あります。
1.歩いたり運動するのが1日20~30分以下である。
2.普段からストレスを感じることが多い。
3.一人暮らしをしていて人と接触する機会が比較的少ない。
4.深夜2時~6時に起きてしまうことが多い。
5.昼寝を30分以上することが多い。
6.眠るときに携帯電話を枕元に置くクセがある。
7.睡眠前にテレビを見たりパソコンを操作したりする。
8.睡眠前にカフェインの多いコーヒーや紅茶などを飲む。
9.昼夜逆転した生活をしている。
10.朝でも太陽の光をあまり浴びない。以上の10項目です。

 

この質問で1~3と10が該当する人はセロトニンが不足しています。4~8に該当する人はメラトニンが不足しています。9・10に該当する人は日光浴が不足しています。

 

このように該当する項目の多さであなたの睡眠タイプが想定されます。こうしてみると案外多くの項目が該当しているかもしれません。普段、なかなか起きられない、眠れないと悩んでいる人は、こうした生活習慣が大きく影響している可能性があるわけです。